【食品分析向け】農薬・動物薬混合標準溶液 Mixシリーズ

目次

GC/MS対応PL 2005 GC/MS Mix(Ⅰ~7)シリーズの特長

PL 2005 GC/MS Mixシリーズ(Ⅰ~Ⅵ)は、食品中の残留農薬などの一斉分析法に対応した混合標準溶液です。
この製品シリーズはポジティブリスト制度の制定と同じ2003年(平成15年)に、ユーザー及び装置メーカーと開発を開始し、2005年(平成17年)に製品化しました。コンセプトは2003年当時食品から検出された、もしくは検出される可能性がある農薬をリストアップしています。
当製品シリーズの注意事項は PL Mixシリーズ FAQ をご参照ください。

POINT
  1. ① 2004年10月より開発を始めた混合標準溶液シリーズです。
  2. ② MixⅠ~7は、ポジティブリストに掲載の品目や検疫所モニタリング項目を中心に、GC/MSで分析できる品目をピックアップしています。
  3. ③ 各グループごとに、リテンションタイムができるだけ重ならないように考慮しています。
品番 対応 品名 混合成分数 容量
99056078 GC/MS対応 PL2005農薬GC/MS Mix Ⅰ 51 2mL×2
99056079 GC/MS対応 PL2005農薬GC/MS Mix Ⅱ 49 2mL×2
99056080 GC/MS対応 PL2005農薬GC/MS Mix Ⅲ 52 2mL×2
99056081 GC/MS対応 PL2005農薬GC/MS Mix Ⅳ 50 2mL×2
99056082 GC/MS対応 PL2005農薬GC/MS Mix Ⅴ 53 2mL×2
99056083 GC/MS対応 PL2005農薬GC/MS Mix Ⅵ 50 2mL×2
99056084 GC/MS対応 PL2005農薬GC/MS Mix 7 49 2mL×2

GC/MS対応PL 農薬混合標準溶液(第一種特定化学物質)(Ⅰ~Ⅱ)シリーズの特長

PL 農薬混合標準溶液(第一種特定化学物質)は、海外より入手が必要、かつ法的手続きが煩雑な第一種特定化学物質を対象にした製品シリーズです。
過去に第一種特定化学物質とされながら現在は除外された成分を対象とした、PL農薬混合標準溶液(第一種特定化学物質関連)も製品化しています。
当製品シリーズの注意事項は PL Mix FAQ をご参照ください。

品番 対応 品名 混合成分数 容量
99056196 GC/MS対応 PL 農薬混合標準溶液(第一種特定化学物質)Ⅰ(13種類混合) 13 2mL×2
99056197 GC/MS対応 PL 農薬混合標準溶液(第一種特定化学物質)Ⅱ(8種類混合) 8 2mL×2
99056208 GC/MS対応 PL農薬混合標準溶液(第一種特定化学物質関連)Ⅱ(7種類混合) 7 2mL×2

LC/MS対応PL 2005 LC/MS Mix(4~10)シリーズの特長

PL 2005 LC/MS Mixシリーズ(4~10)は、2006年(平成18年)10月3日厚生労働省医薬食品局安全部長通知(食安発第1003001号)「LC/MSによる農薬等の一斉試験法Ⅰ(農産物)」に対応した製品シリーズです。
当製品シリーズの注意事項は PL Mixシリーズ FAQ をご参照ください。

POINT
  1. ① Mix4~7は、Ⅰ法に掲載されている品目を4つにグルーピングしました。
  2. ② Mix4~6では、プリカーサーイオンができるだけ重ならないように考慮しました。
  3. ③ Mix7は分析が困難だと考えられる品目を集めており、他のグループよりも高い濃度で調製しています。
  4. ④ Mix8~10については、Ⅱ法に掲載されている品目を3つにグルーピングしました。
  5. ⑤ Mix8はポジティブモード、Mix9はネガティブモード、Mix10は両モードでの測定に向く品目を集めました。

いずれも2006年(平成18年)当時のリストを参考にしており、現在の試験法とは合致しない部分があります。

品番 対応 品名 混合成分数 容量
99056097 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 4 30 2mL×2
99056098 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 5 29 2mL×2
99056099 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 6 28 2mL×2
99056100 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 7 10 2mL×2
99056101 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 8 21 2mL×2
99056102 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 9 16 2mL×2
99056103 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 10 20 2mL×2

LC/MS対応PL 2005 LC/MS Mixシリーズ(11~14)+ネオニコチノイド系/STQ法用シリーズの特長

PL 2005 LC/MS Mixシリーズ(11~14)は、LC/MS(LC/MS/MS)で測定する農薬成分の増加に対応するため、ご要望を多くいただいた化合物をグループ分けして開発した製品シリーズです。
PL農薬混合標準溶液(ネオニコチノイド系8種混合)は、近年注目されているネオニコチノイド系農薬を中心にリストアップし、開発を行いました。STQ法用 農薬混合標準溶液(極性53種類混合)は、従来GCで分析することが多かった農薬成分のうち、LCでも分析可能な農薬成分をピックアップした製品です。
LC/MS Mix4~14とSTQ法用シリーズ間では、混合成分の重複はありません。

POINT
  1. ① LC/MS(LC/MS/MS)で測定する農薬成分の増加に対応し、ご要望の多かった農薬をグルーピングした製品です。
  2. ② その他、ネオニコチノイド系農薬を集めた製品や、これまでGCで対応することが多かった農薬成分のうち、LCでも対応可能な品目をピックアップした製品をご用意しています。
  3. ③ Mix11~14及びSTQ法用 農薬混合標準溶液(極性53種類混合)は、LC/MS Mix4~10と混合成分の重複はありませんが、LC/MS Mix1~3とは一部の混合成分が重複しています。
品番 対応 品名 混合成分数 容量
99056210 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 11 27 2mL×2
99056211 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 12 36 2mL×2
99056224 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 13 35 2mL×2
99056225 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix 14 31 2mL×2
99056205 LC/MS対応 PL農薬混合標準溶液(8種混合)ネオニコチノイド系 8 2mL×2
99056195 LC/MS対応 STQ法用 農薬混合標準溶液(極性53種類混合) 53 2mL×2

LC/MS対応PL 2005 LC/MS Mix(Ⅰ~Ⅲ)シリーズの特長

PL 2005 LC/MSシリーズ(Ⅰ~Ⅲ)は、2005年(平成17年)1月から開発を始めて完成させた混合標準溶液の製品シリーズです。
GC/MSで分析が困難な品目を当社独自の基準でピックアップしており、LC/MS Mix Ⅰは、LC/MSの他にポストカラム法でも測定できる品目を集めました。
PL 2005 LC/MSシリーズ(4~12)とSTQ法用の成分は一部重複するものがあります。

POINT
  1. ① GC/MSで分析しにくい品目をピックアップしました。
  2. ② LC/MS Mix Ⅰは、LC/MSの他にポストカラム法でも測定できる品目を集めました。
品番 対応 品名 混合成分数 容量
99056091 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix Ⅰ 31 1.5mL×2
99056092 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix Ⅱ 33 1.5mL×2
99056093 LC/MS対応 PL2005農薬LC/MS Mix Ⅲ 34 1.5mL×2

LC/MS対応PL 動物薬 LC/MS Mix シリーズの特長

2011年(平成23年)に開発した動物用医薬品混合標準溶液の製品シリーズです。
お客さまのご要望なども踏まえ、系統ごとに分類した、より実用性の高い分析用混合標準溶液です。
Mix 1はサルファ剤と葉酸拮抗剤、Mix 2はキノロン剤を混合しています。

品番 対応 品名 混合成分数 容量
99056110 LC/MS対応 PL動物薬 LC/MS Mix 1(サルファ剤+葉酸拮抗剤) 27 1.5mL×2
99056111 LC/MS対応 PL動物薬 LC/MS Mix 2(キノロン剤) 14 1.5mL×2

PL 農薬/動物薬サロゲート Mixシリーズの特長

農薬、動物薬のサロゲート Mixシリーズは、食品中の農薬等の残留分析で、より信頼性の高い分析値を得るために、質量分析計により安定同位元素標識体をサロゲート物質として用いる手法に使用されます。安定同位元素標識体は非標識体と物理的性状が近くサロゲート物質に最適です。
当社ではこれまで食品中のGC-MS(/MS)、LC-MS(/MS)を対象に代表的な安定同位元素標識体の標準品をピックアップし、サロゲート混合標準溶液を販売してきました。また、環境分析でも注目を集めているネオニコチノイド系農薬のサロゲート混合標準液の販売実績もございます。

農薬分析用
品番 対応 品名 混合成分数 容量
99056136 GC/MS対応 PL農薬サロゲート混合標準溶液Ⅰ(10種類混合) 10 1.5mL×2
99056191 GC/MS対応 PL農薬サロゲート混合標準溶液Ⅱ(9種類混合) 9 1.5mL×2
99056138 LC/MS対応 PL農薬サロゲート混合標準溶液Ⅲ(5種類混合,ポジティブモード) 5 1.5mL×2
99056206 LC/MS対応 PL農薬サロゲート混合標準溶液Ⅶ(7種混合)ネオニコチノイド系-Ⅱ 7 2mL×2
動物用医薬品分析用
品番 品名 混合成分数 容量
99056189 PL動物用医薬品サロゲート混合標準溶液Ⅱ(キノロン剤5種類混合) 5 1.5mL×2

農薬・動物薬混合標準溶液は、以下の会社に評価のご協力をいただきました。

  • GC/MS(/MS)用農薬混合標準溶液
    アジレント・テクノロジー株式会社、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社、西川計測株式会社、ブルカージャパン株式会社、株式会社 島津製作所
  • LC/MS(/MS)用農薬混合標準溶液
    アジレント・テクノロジー株式会社、株式会社 エービー・サイエックス、一般財団法人化学物質評価研究機構、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社、日本ウォーターズ株式会社
  • LC/MS(/MS)用動物薬混合標準溶液
    アジレント・テクノロジー株式会社、株式会社 エービー・サイエックス、一般財団法人化学物質評価研究機構、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

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