作業環境

官能評価標準試薬のノウハウを活かしオフフレーバーの複合臭を調製

課題:においのトレーニング用に複合臭を調製したいが、リスクを懸念

食品メーカーのC社さまでは、あるオフフレーバー(食品や飲料における異臭)への対応に課題を抱えていました。オフフレーバー問題への対応は、においの質を判定できる人材が必要とされていることから、臭質トレーニングの実施を計画されました。しかし、該当のにおいは複合臭であり、該当するトレーニング用の官能評価標準試薬の既製品はありませんでした。においの構成物質は特定されていたので、自社で調製することも考えられましたが、においの原体を扱えるだけのドラフト設備やノウハウがなく、また、従業員の方への安全リスクも懸念されました。さらに、作業場の汚染防止や試薬残の管理、法令遵守などの観点からも、外部に調製を委託することを検討されました。そこで、オフフレーバーキットのノウハウを持つ当社にご相談いただきました。

課題解決:複合臭を調製し、各種リスクアセスメント対策に

C社さまより該当のオフフレーバーの調製レシピをご提供いただき、ドラフト設備を備えた当社の工場で調製を行いました。また、食品メーカーにとってオフフレーバーなどの研究成果は重要な知見となるため、NDA(秘密保持契約書)を締結し、情報管理を徹底しました。さらに、製品としてSDSやGHSなどのラベル表記にも対応したことで、労働安全衛生法や消防法などの法規制も遵守。実際に臭質トレーニングを行う工場や協力会社などの生産現場でも、使用方法などが共有でき、リスクアセスメントの実効性を高めることにもなりました。

お客さまの効果・メリット

  • 課題を持っていたオフフレーバーの臭質トレーニングが実施できた
  • NDA(秘密保持契約書)を締結したことで研究成果を保護できた
  • 作業場の汚染を防ぐことができ、リスクアセスメントの強化に繋がった
  • 労働安全衛生法や消防法などの法規制を遵守できた

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