林純薬工業の蒸留水が選ばれる理由
林純薬工業では超純水を蒸留した不純物の少ない蒸留水をご提供しています。
超純水から蒸留水ができるまでの製造工程などを動画でご紹介しています。
目次
蒸留水とは
蒸留水とは、水を蒸留(一度蒸発させ再び凝縮させることで沸点の異なる成分を分離・濃縮する操作)させることで不純物を除去し純度を高めた水です。
林純薬工業の蒸留水の特長
- 不純物が少なく高品質 林純薬工業の蒸留水は、超純水を蒸留しているため、より不純物の少ない蒸留水の提供が可能です。
- 厳しい品質管理を実施 微量金属など従来の製品規格保証に加え、容器充填前に有機体炭素(TOC)、一般細菌、大腸菌の検査を実施しています。
- 安定した供給体制 1日約1000Lの供給が可能な体制を整えているため、安定した供給が可能です。
微量金属実績値
直近に製造された蒸留水中の以下の微量金属実績は、全て5ppb以下です。
金属項目 | 規格値 | ||
---|---|---|---|
銀(Ag) | アルミニウム(Al) | バリウム(Ba) | 5ppb 以下 |
カルシウム(Ca) | カドミウム(Cd) | コバルト(Co) | |
銅(Cu) | 鉄(Fe) | カリウム(K) | |
リチウム(Li) | マグネシウム(Mg) | マンガン(Mn) | |
ナトリウム(Na) | ニッケル(Ni) | 鉛(Pb) |
林純薬工業の蒸留水ができるまで
超純水から蒸留水ができるまで、当社では厳しい品質管理の元、以下のような工程を経てお客様の元にお届けしています。
製造手順:①超純水製造装置
超純水製造装置では炭酸ガス除去、活性炭素濾過、RO膜による不純物濾過、イオン交換樹脂(一次)、紫外線殺菌、イオン交換樹脂(二次)を行い超純水を製造します。
製造手順:②蒸留水装置
蒸留水装置では超純水を原水とし、水を熱して蒸発させ、冷却して再び凝縮することで不純物の除去を行います。
1日に約1,000Lの供給が可能なため、安定してお届けすることができます。
製造手順:③充填から梱包作業
充填ブース内の紫外線殺菌装置で紫外線殺菌を行った蒸留水は、容器充填前に有機体炭素(TOC)・一般細菌・大腸菌の3品目の検査を行った後、品質保証検査を実施。
検査を終えた蒸留水はその後、蒸留水自動充填機で計量・充填、トルクレンチにてキャップ締めの工程を経て梱包・製品となります。
品質検査はもちろん、液漏れなどのリスクを減らし安心してお使いいただく事を心がけています。
容量・容器・規格などニーズに合わせて対応
林純薬工業ではお客様のニーズに合わせた容量や容器でのご提供が可能です。また、お客様の使用量・使用条件に合わせた規格(特注品)についてのご相談も承ります。
お気軽にお問い合わせください。
※お問い合わせの際にご希望の容量、本数、納期をご入力いただきますとより迅速な対応が可能になります。
クリーンルーム内の使用では段ボールが使えないので、別の容器に変更したい
使っている機械の補給タンクの容量に合わせた容量が欲しい
自社内で定められた規格に合わせて保証をしてほしい
専用コック付属での納品対応
20Lの蒸留水では専用コックが付属品として同梱されています。
専用コックを使用していただくことで劣化の防止に役立ちます。その他の容器についてもお気軽にお問い合わせください。