水の基礎知識
蒸留水とは
蒸留水とは、水を蒸留(一度蒸発させ再び凝縮させることで沸点の異なる成分を分離・濃縮する操作)させることで不純物を除去し純度を高めた水です。
超純水とは
超純水とは、電解質を除去すると同時に、電解質以外の溶解成分である全有機体炭素(TOC)、微粒子、生菌、シリカ成分などを可能な限り除去した水です。
精製水の種類
精製水にはおおきく分けて4つに分類されます。蒸留水や超純水もこの精製水の中に分類されますが、それぞれ精製方法が異なるため、産業用・工業用・化学分析用など用途に分けて選ぶ必要があります。
- 蒸留水
- 水を蒸留(一度蒸発させ再び凝縮させることで沸点の異なる成分を分離・濃縮する操作)させることで不純物を除去し純度を高めたもの
- 超純水
- 電解質を除去すると同時に、電解質以外の溶解成分である全有機体炭素(TOC)、微粒子、生菌、シリカ成分などを可能な限り除去したもの
- 純水
- イオン交換によってイオン水を除去したもの(主に塩類や有機物などを除去したもの)
- RO水
- RO膜(逆浸透膜)という超微細なフィルターでろ過処理されたもの