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飽和脂肪酸10種類混合標準溶液 SFA10Mix
GC/MS(/MS)による残留農薬分析では、マトリックス効果の低減のためにアナライトプロテクタント(以下、AP※1と記載)が使用されています。
従来、PEG300やEURL-AP等がAPとして使用されていますが、一部の農薬(タイプII ピレスロイド等)に対する負の影響、または有機溶媒への溶解性が低くGC 測定に不向きな含水溶媒の使用が必要になるという問題点がありました。
この度、上記問題点を解決すべく、地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所阿久津氏らが開発した飽和脂肪酸10種類混合標準溶液(Analytical and Bioanalytical Chemistry (2018) 410:3145-3160)を当社にて製品化いたしました。
是非、次世代のAP候補としてご検討ください。
※1情報誌 HPC NEWS vol.51『残留農薬分析におけるアナライトプロテクタントとしての脂肪酸混合物の有用性』で説明されている広義の意