職場環境

搬送事故を未然に防ぐ軽量化

搬送事故を未然に防ぐ軽量化

課題:働きやすい職場づくりを推進したい

性別や年齢などにかかわらず誰もが働きやすい職場にすることは企業にとって重要な課題です。
特に化学薬品などを扱う企業さまにおいては職場のリスクアセスメントの導入は必要不可欠であり、それにのっとった対策が望まれます。
B社さまのご要望もそうしたリスクアセスメントの一環でした。20kgのホウ酸を小分けして 「倉庫から製造現場への搬送時の事故」を防止したいとのお考えでした。その背景は、 女性にとって働きやすい環境づくりの推進です。SDGs 目標5にも掲げられている「ジェンダー平等を実現しよう」において、積極的な取り組みのひとつにもなっています。

課題解決:小分けによる軽量化で運搬しやすくなった

20kgのホウ酸の運搬は、その容量から転倒や落下による事故が懸念されます。そうしたリスクを回避する方法の一つとして4kgの小分けをご提案しました。B社さまは、自社で小分けすることも可能でしたが、自社での小分けは新たな業務が発生するだけでなく、飛散なども考えられます。従業員の方の安全・安心を考えると当社へ小分けを依頼することがリスク管理上、好ましいと考えられたのです。一般的に粉体は20kgや25kgなど大口のバルクで販売されています。製造時にはそれらを小分けして使うケースが多く、その分、業務の工数も多くなります。今回のケースでは、それらの解消だけでなく、運搬時の安全も考えてのご判断でした。

お客さまの効果・メリット

  • 運搬にかかる負担が減り、事故防止になる
  • 小分けの工数の削減になった
  • 働きやすい職場づくりが進んだ

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