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情報誌 HPC NEWS vol.45 食品・環境分析の最新技術や話題をご紹介
第9回ヨーロッパ農薬残留ワークショップ参加報告
一般財団法人残留農薬研究所 坂 真智子はじめに
2012年6月25日から28日の4日間、オーストリアのウィーンにて、Austrian Agency for Health and Food Safety(AGES)のDr.Sonja Masselter(Chairman)のお世話で第9回欧州農薬残留ワークショップが開催された。参加人数は日本からの8名を含む514名であった。
ドイツ140名を筆頭に、今回開催国であるオーストリア44名、イギリス36名、フランス35名、アメリカ26名、イタリア22名、スイス17名、ブラジル15名、スペイン15名、オランダ14名、ベルギー11名およびチェコ10名他多くの国からの出席があった。
参加国は53カ国で、参加国数は前回よりも増えている。会場となったAula der Wissenschafenはウィーンの中心街にあった。ウィーン市内は、Uバーン(地下鉄)、Sバーン(近郊電車)、路面電車(市電)およびバス路線がくまなく走っていて、交通の便は非常に良かった。近代化の進む一方で、ウィーンは古代ローマ時代からの歴史を持ち、その旧市街には様々な時代に建てられた建築様式の建造物が現存している。
ホーフブルグ宮殿、シュテファン寺院(大聖堂)、ウィーン大学などがあり、「ウィーン歴史地区」として2001年にユネスコの世界遺産に登録されている。
※詳しくはPDF資料をご覧ください。