カリフォルニア州各種研究所見学および同第13回農薬残留ワークショップ出席報告

本年3月16日から約1週間、第13回カリフォルニア農薬残留ワークショップヘの出席を主目的にして同州を訪問し、この機会を利用して関連の研究所を見学させて頂いた。
小生のこのワークショップヘの出席は3回目であるが、同行者はさらに常連で、愛知県食品衛生検査所 山田主査（6回目）、大阪府立公衆衛生研究所 尾花主任研究員（3回目）、林純薬工業 木村営業開発部長（7回目）の3名であった。

同地は日本の関東地区より一足早く春本番で、太陽と花と緑に満ち溢れていた。余談だが、早めに会場のあるホテルのレセプションでネームタッグをつけてのんびりしていたら、ワークショップの事務局担当と間違われて何人かの挨拶を受け、「東京から来た私には少し暑い」と感想を言ったら、「こんなに素晴らしいお天気なのに何を言っているの？ 贅沢だよ」というような顔をされた。

考えてみれば、この広い米国各地から参加した人々の中には厳冬なり盛夏の気候の中からこの地に来て、心地よい暖かさと肯空に出会い気分良くしていた人もいるわけだから至極当然のことであった。