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情報誌 HPC NEWS vol.10 食品・環境分析の最新技術や話題をご紹介
PFBOA誘導体化法の動向
京都大学大学院 工学研究科 環境質制御研究センター 山田春美はじめに
アルデヒド・ケトン類の分析方法としては主として2,4-dinitrophenylhydrazine(DNPH)とアルデヒドやケトンのカルボニル基の反応で生成する2,4-d.initrophenylhydrazone(DNPH誘導体)をGCまたはHPLCで分析する方法が古くから、しかも広く世界的に用いられている。
著者も、約20年前に下水の二次処理水の再利用を目的としてオゾン処理による反応生成物の同定と定量のため、DNPHを用いてオゾン処理水中のアルデヒド、ケトン、オキソ酸、ジカルポニル化合物等の系統的な分析を行った。この当時はまだGC/MSも一般に普及しておらず、測定機器としてはGC/FIDおよび吸光分光光度計を用いた。
※詳しくはPDF資料をご覧ください。