ハーゼン単位色数(APHA)による色試験

ハーゼン単位色数とは

  • ・ハーゼン単位色数とは、常温で液体の化学製品,又は加熱して溶融状態になる化学製品の着色度を評価する尺度です。
  • ・尺度は,1 L中にヘキサクロロ白金イオンの形態の白金1 mg及び塩化コバルト(II)六水和物2 mgを含む溶液の色を1とします。
  • ・ハーゼン単位色数は「白金-コバルトスケール(platinum-cobalt colour scale)」又は「APHA色(APHA colour)」とも呼ばれます。

取り扱い商品

ハーゼン単位色数500の標準比色原液の商品は、以下の通りです。
当社品の保証規格は外観、吸光度のみとなります。 詳細は製品規格参照下さい。

保存方法について

標準比色原液及び白金-コバルト色標準液は、密栓して暗所に保存します。
密栓して暗所に保管した場合、標準比色原液では1年間、白金-コバルト色標準液では通常6か月間安定です。

引用文献

  • ・JIS K0071-1 化学製品の色試験方法-第1部:ハーゼン単位色数(白金-コバルトスケール)
  • ・JIS K0071-1 附属書A(白金-コバルト色標準液の調製)