労災防止
危険物の小分け調製で、 業務負担の軽減や労災事故防止に
課題:バルクサイズの危険物を扱いやすくしたい
薬液は、業務に応じて小分けして使用するケースが少なくありません。試験分析会社のA社さまも日常的に塩酸(1+1)20kgを必要に応じて小分けして使用されていました。しかし、 誰もが容易に取り扱える容量ではないため、危険がともなう小分け業務となり、 労災事故の発生を懸念されていました。危険物は、規定通りに扱っても事故が発生しないとはいえないからです。
また、容量が多いことで扱える人が限定され、業務に偏りが生じたり、扱いに慣れていない新人の場合は、注視しなければなりません。
社員の安全を守り、業務負担を軽減するには、一度に取り扱う量を軽減する必要があるとA社さまはご判断され、 「薬液を取り扱う社員の事故防止や業務負担の軽減」のために小分けを当社にご相談されました。
課題解決:誰もが取り扱いやすい容量(3kg)への小分け調製
当社では、試薬調製においてもさまざまな容量の小分けを行なっている実績があり、A社さまのご要望にお応えして、3kgの小分けを行いました。当社の選定理由は、少量(1mL)から大容量(1m3 コンテナ容器)まで、お客さまのニーズに合わせた容量に小分けする柔軟な対応力でした。
当社では、酸、アルカリ、溶剤、危険物、毒劇物など、さまざまな種類の薬液の調製を行ってきました。また、容器形態(樹脂、ガラス、金属)、濃度においても、お客さまのご要望にお応えいたします。
お客さまの効果・メリット
- 小分けによって、一度に扱う薬液を軽量化
- 軽量化によって誰もが取り扱いしやすくなった
- 社員の業務負担を軽減。事故防止に繋がり、安全性を高めた